ボイラーの取り扱い 15 ボイラーの事故


1.次の中でボイラーが破裂を起こす直接の原因になりにくいものはどれか

(1)ウォータハンマを起こしたとき

(2)急激に蒸気を発生させたとき

(3)制限圧力を超過して蒸気を発生させたとき

(4)ボイラーの構造上に欠陥があるとき

(5)腐食・割れなどによる劣化があるとき


2.ボイラー破裂の原因として次のうち間違っているのはどれか

(1)設計上の誤りがあった

(2)工作がきわめて不良であった

(3)材料が不良であった

(4)圧力を上げすぎた

(5)水面計のガラス管が破損していた


3.過熱についての記述で間違ってるのはどれか

(1)ボイラー使用中のボイラー本体の温度は内部に水が入っている限り飽和水の温度と等しい

(2)燃焼ガスが直接触れる炉筒板・火室板・胴板などでその内面にスケールが付着している場合は過熱されやすい

(3)燃焼ガスが直接触れる炉筒板や胴板で蒸気泡の離脱の悪い箇所は過熱されやすい

(4)ボイラーの内面に汚れがなくても火炎の直撃の激しい箇所は過熱されやすい

(5)煙管・水管・過熱管などの変形・湾曲は過熱が原因


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解説


ボイラー事故は耐圧部に弱い部分が生じたり強度以上の過大な圧力が生じたときに突如発生する

点火や止め弁操作のわずかな不注意は事故を招き強固な構造を一瞬で破損させることがある

ウォータハンマとは蒸気管や送水管におこる水撃作用で弁や管が破壊されることはあるがボイラーの破裂の原因にはならない

ボイラー破裂は急激な蒸気の発生や過大な圧力の蒸気や構造上の欠陥


ボイラーの破裂


本体の一部に強度の弱い部分が生じると内部圧力に耐えきれず突発的に破裂して開口部から大量の蒸気と熱水を噴出する現象

ボイラー破裂の直接原因は設計の誤り・材料・工作不良

ボイラー用鋼材は温度上昇とともに強度が低下する

通常350℃付近になると強度は急激に低下する


温度上昇による強度低下を過熱(オーバーヒート)という


焼損


過熱が進み溶解点近くの高温になると含有炭素の一部が燃焼して熱処理を施しても元の性質を回復することができなくなること


過熱・焼損の防止対策

1.ボイラー水位を異常低下させない

2.高熱部分の内面にスケール・スラッジを付着させない

3.ボイラー水中に油脂を混入させない・ボイラー水を過度に濃縮させない

4.ボイラー水の循環を良好にする

5.火炎を局部的に集中させない

6.部分的に高熱になる箇所は耐火材の被覆により防護


ボイラー本体の温度は通常内部の飽和水の温度より30~50度ほど高い




解答

1.(1) 2.(5) 3.(1)

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