ボイラーの取り扱い 13 休止中の保存法

1.満水法によるボイラーの休止方法について間違っているのはどれか

(1)少量の洗浄剤を注入してボイラー水にアルカリ性を保たせる

(2)満水法はボイラー内を満水させることが必要

(3)水を充満した後に適当な弁を閉めてボイラー水を一応沸騰させる

(4)満水法は比較的短期間の休止かつボイラー水に腐食性のない場合が適当

(5)満水保存後にボイラーを使い始めるときはボイラー水を全部排除し水洗いした後内部を点検し腐食発生の有無を調査する(なのであらかじめ磨いた銅片を胴内につるしておき取り出して調べるのがよい)


2.ボイラー休止中の保存について間違っているのはどれか

(1)ボイラーの燃焼側及び煙道はすすや灰を完全に除去して防錆油又は防錆剤などを塗布する

(2)乾燥保存法は休止期間が3ヶ月程度以内の短期の場合または凍結の恐れがある場合に採用される

(3)乾燥保存法はシリカゲル・活性アルミナなどの吸湿剤を容器に入れてボイラー内の数ヶ所に配置・密閉する

(4)満水保存法は月に1~2回ほどpH・鉄分及び薬剤濃度を測定して保存水(ボイラー水)の管理を行う

(5)満水保存法の保存水の鉄分が増加傾向にあるときは一度全ブローして新たに所定濃度の薬剤を注入した給水で満水にする


3.休止中の乾燥保存法について間違っているのはどれか

(1)ボイラー水は全部排除してスケール除去後にボイラー内に熱風を通じて完全に乾燥する

(2)全てのふた・弁・コック等は全部開放しておく

(3)ボイラーの燃焼側及び煙道は休止中に湿気を帯びやすいのですすや灰を完全に除去して防錆油又は防錆剤等を塗布する

(4)湿気を吸収させるために生石灰などを容器に入れてボイラー内に置く

(5)煙道は特に湿気がないように常に乾燥させておくことが大切である


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解説


満水保存法(湿式保存法)は休止期間が3ヶ月以内の場合科緊急時の使用に備えて休止する場合に採用される(凍結の恐れがある場合には採用しない)

良質の水に満水保存剤(脱酸素剤)を添加して給水してボイラー内を水で満たし多少水圧をかけて保存する(保存中に沸騰はさせない)

満水保存法における注意事項


1.満水保存剤(脱酸素剤)は所定濃度になるようにボイラーに連続注入又は間欠的に注入する

2.月に1~2回ほどpH・鉄分・薬剤濃度を測定して保存水(ボイラー水)の管理を行う

3.保存剤の濃度が低下した場合薬剤を添付して水質を所定の値に保つ

4.鉄分が増加傾向にあるときは一度全ブローして新たに所定濃度の薬剤を注入した給水で満水する

5.保存処理後は全ブローして内部を点検した後水張りして運転に入る

乾燥保存法(乾式保存法)は休止期間が長期のときあるいは凍結の恐れがある場合にとられる保存法

乾燥保存法における注意事項

1.ボイラー水を全部排出して内外面を清掃後少量の燃料を燃焼させてボイラー内に熱風を通して完全に乾燥する

2.ボイラー内に蒸気や水が漏れ込まないように蒸気管・給水管などは遮断板を用いて確実に外部と連絡を断つ

3.吸湿剤(シリカゲル・活性アルミナ等)を容器に入れてボイラー内の数ヶ所に配置し密閉する

4.密閉後1~2週間後に吸湿剤を点検してその結果により吸湿剤の増減及び取り替えの時期を決定する

5.本体外面はワイヤーブラシで清掃した後グリース・防錆油・防錆塗料等を塗布するのがよい

ボイラーの腐食は水と酸素の共存によって生ずるのでこの少なくともどちらかを除去する必要がある

乾燥保存法は水を完全に除去して保存する方法

乾燥保存法ではふた・弁・コック等(外部からの空気の通路となる)は全て閉じる




解答

1.(3) 2.(2) 3.(2)

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